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自動翻訳AI Mantra Engine

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フキダシの中の日本語を自動で英語に翻訳するというAI「MantraEngine」を使ってみて4ページのショート漫画を翻訳してみました。使い方は簡単。日本語の元原稿とそこから日本語のセリフを抜いた翻訳用原稿を用意してアップロードするだけ。
さてその結果は・・ 翻訳精度はそこそこ高いようですがまだまだ道半ば・・のような感じでしょうか。

問題点は
1. フキダシの一部が消える。フキダシの大きさや形状による物なのか原因は不明。
2. モノローグのセリフは翻訳されない。フキダシの中に入ってないから?
3. 手書きのオノマトペは翻訳されない。これは絵と認識されるので当然。

上記1,2が解決されたらかなり実用性は高い・・ かも知れません。3も出来たら完璧ですが・・(苦笑)

結局消えたフキダシとモノローグは手作業で作成しました。
   ↓
002FANBOX
004FANBOX


 

拝啓、背景です(笑)

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漫画の背景は一枚物のイラストの背景に比べるとはっきり言って殆ど読者には見られません。と言うか正確に言うとそれほど注目して見られるものではなくスルーされやすいものでしょうか。あくまで漫画は読者が主人公や周りのキャラが行動するのを目で追い、セリフを読んでページを流していくので背景は添え物的なものと言っても良いのかも知れません。かと言って背景が全く無いのも漫画とは言えません。それでは舞台がどこなのかも分からないし、時の流れや物語の進み方も全く分からなくなります。なので矛盾した言い方ですが背景は漫画の重要な要素ともなります。
キャラだけで背景が描かれてないと真っ白な画面になって手抜きだと言われますし、一方背景を描き込みすぎるとうるさくなって画面は真っ黒。キャラが目立ちません。けっこう面倒くさいものです。(笑)
銀座の2.5頭身の子

最近はデジタル素材として背景の線画などを売っているところもありますし、クリスタなどのソフトでは写真を取り込んで線画を抽出して漫画の背景に出来るようにもなってます。背景がやたらリアルな漫画も多いですよね。それは大概がこういうもので描かれてます。
それは時間の短縮にもなるし、便利で良いのですが逆に絵柄との整合性が問われるようにもなります。私のような古い絵柄のギャグ漫画調のキャラと超リアルな劇画調背景では全く合いません。
銀座の女の子

私は自分で撮った写真をPCに取り込んでトレースして背景を描きます。絵柄的に超リアルなのは合わないし、漫画チックに一部を省略したり、絵の中に余韻を持たせるようにします。上の絵は自分で撮った銀座の写真をベースにトレースして描きました。全部線画として抽出したらもっと速く簡単に超リアルな和光堂が描けますがそれだと絶対自分の絵と合わない。(笑) 
そこそこリアル、でも超リアルでもない、バランスを取るのが大変。さらに写真だと端っこの方がレンズの関係で歪みますがそこは肉眼で見ながらアナログ的に修正して描く。単純にトレースせず位置をずらして描いたりします。
銀座の女の子02

なんだかんだ文句言いながらも描いてるときは楽しく描いてますけど。

銀座の女の子完成版

ACT8_02


でも本音を言うと「どこそこの背景」とか「この場所の景色」と指定したら自動で自分の絵柄に合わせて背景を描いてくれるソフトがあったら嬉しい。(笑)

漫画家協会大賞!

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201017



日本漫画家協会JCA通信最新号が来ました。今年はコロナで漫画家協会の総会が無くて日本漫画家協会賞の発表も会報で行われた。
コミック部門の大賞はみなもと太郎先生の「風雲児たち」。この漫画はもうかなり長く描かれ続けている。これ連載当初は幕末に活躍した人達を描く!為に関ヶ原の合戦のシーンから始まったと聞く。そこを起点として幕末の長州、薩摩藩の幕府への恨みから始まったのでまさに遠大な物語だ。コメディ、青春ドラマ、大河ドラマのあらゆる要素を内包した超面白大作というのが受賞理由だが今まで受賞してなかったのがおかしいくらいの作品だと思う。
あともう一つの大賞は風刺・政治漫画の佐藤正明先生、文部科学大臣賞はモンキーパンチ先生の「ルパン三世」。特別賞は「コミックマーケット準備会」。今年はコミケにとっては最悪の年になってしまった。結局冬コミも無く、来年5月開催を目指すことになった。コミケからは撤退したとは言えコミティアが曲がりなりにも開催されているのを見るとやはり寂しい。来年は開催されることを祈りたい。

あと記事的には赤松健先生の「漫協パワーで立ち向かえ!」が面白い。TPPによる「著作権侵害の非親告罪化」と「法定損害賠償金の導入」に関する話。国際条約は国内法に優先されるのでTPP締結でコミケなど二次創作作家に多大な影響を与えるのとプロ作家でもパロディがやりにくくなるという事態に対して漫画家協会がどう立ち向かっていくか、その舞台裏が連載されていて非常に興味深い。

ああ・・ 来年はぜひ総会をやってほしい。次回も絶対行くし。暇やから。(笑) ちばてつや先生や赤松兼先生ともまた話したい。

オマケ

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 いよいよ来週日曜エアコミティア開催。(笑)

pixivBOOTHでもご予約頂いた子狐ちゃん新刊発送準備にかかっております。これはオマケで付けるカードの画像。カードと言っても2Lサイズの光沢印画紙に印刷しただけのささやかな物ですが・・ 日頃の応援に対する少しばかりの御礼と言うことでお受け取り下さい。1冊につき一枚ランダムで入るので誰が出てくるかはお楽しみ。現物には今後の物語展開に関わるセリフと説明が入っております。

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