2010年11月
昭和の残照 環境編 1
さて勢いに任せて連載を始めた昭和の残照シリーズだがもうン十年前ものことなので記憶が・・(笑)
鮮明に覚えていることもあればかなりあいまいになっている部分もある。そこはご了承願いたい。なるべく当時の記憶をたどっていくけど。
住んでいたのは堺市浅香山。当時の家の周りの様子はだいたいこんな感じ。中学生くらいになると自転車なんかでもっと行動範囲は広がるが小学生が遊び歩くのはこれぐらいの範囲だった。片道歩いて10分くらいだろうか。ほとんど家の近所の原っぱや空き地、田んぼで遊んでいたように思う。
それにしてもすぐ近所に刑務所があったり、火葬場、無縁仏の墓(ピラミッドのように墓石が積み重なっていた)、精神病院があったりとなかなか刺激的な環境である。(笑) 駅の近くの雑木林では首吊りもあったし・・(--)
ベランダからは刑務所越しに堺臨界コンビナートの大きな煙突が乱立するのが見え、昼間は煤煙がモウモウ。夜は煙突の先端から夜空を煌々と照らすように炎が燃え上がり幻想的?でもあった。