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2006年11月

ひこね夢灯路

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6nycgyke  彦根城築城400年と言うことで彦根は今祭りをやっている。その中でもひこね夢灯路と言って彦根城の表門一帯が大晦日までライトアップされているというコラムが今日の地元新聞の夕刊に載っていた。プロデュースしたのは金閣寺や平等院のライトアップを手がけた京都の照明デザイナー。投光器120台、あんどん50台、電球2,000個を使い実に芸術的な演出をしているそうだ。にも関わらず人出が少なくとっても寂しいらしい。四百年祭実行委のホームページの紹介以外にPRがなく、特に集客の仕掛けもしていないようだとコラムでは論じている。
 そりゃもったいないわな。せっかくお金かけて祭りやってんのに。祭りは賑やかが良い。そんなに良いのならぜひ見に行こう。というわけでここでも勝手に宣伝させていただく。わしはおせっかいなのだ。[E:smile]

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 造反議員の復帰問題でW中川が対立したりいろいろおもろいことになっている。政治は「情」だって、よく言うよ。それにしてもここまで我々有権者は舐められるか? もうすでに指摘されてるようにこれでは去年の衆院選はなんだったんだ?と言うことになる。小泉の絶叫に熱病のように浮かされて自民党に投票した有権者はたんなる間抜けということになる。
 それにしても昨今政治の場では「郵政」や「美しい国」等の大儀をかざすと国民の受けがいいようだ。多分鬱憤のたまった国民の心になんとなく染み込んで行き易いんだろう。しかしファーストガンダムは大人の香りという記事でも書いたがやたらと「大儀」を振りかざし、煽る政治家は危うい。小泉で我々はよく学んだ気がする。でもバカは今度は安倍の振りかざす「大儀」に煽られて支持するんだろうな。我々ももっと冷静になりたいものだ。

ファーストガンダムは大人の香り

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ガンダムネタが増えたので新しいカテゴリーを作っちゃいました。
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 それにしてもファーストガンダムは子供向けのアニメではないな。完全に大人向けだと思う。軟弱で捻くれ者の主人公、アムロ。一癖も二癖もある敵役のシャア。出てくるキャラがみーんな腹に一物を持っている。このアニメの特徴の一つが台詞回しだろう。とにかくとても子供向けとは思えない台詞回しがバンバン出てくるのだ。よくよく裏の裏まで考えさせられる。
 特に圧巻なのがギレン・ザビの演説の場面。弟「ガルマ・ザビ」の戦死を戦没者の追悼と重ね合わせ、国民の戦意高揚に利用し、同時に自分の独裁者としての地位を固めていく。たいしたプロパガンダだ。政治家ヒトラーを彷彿とさせるこの大演説は「戦争は政治の一つ」という言葉の意味を見せつける。テレビアニメでここまで本質を抉り出すか?とまで思わせるものがある。子供ですらなんとなくうっすら戦争の意味を理解するかもしれん名場面だと思う。安倍総理もこのアニメをよく研究したらいい。
 さすがの主人公アムロもテレビ中継を見ていてこの誇大妄想っぷりに唖然としていたが、一方場末の酒場でこれを一人冷ややかに見つめるシャアがいた。シャアが復讐のため友情ごっこを演じてまでガルマを罠にかけ殺したのだが果たしてこのとき何を思っていたのか・・
 
正しいセリフは以下のとおり 
ギレン:「諸君が愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。なぜだ?」
シャア:「坊やだからさ」

京都国際マンガミュージアム!!

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 25日に京都市中京区烏丸通御池上ルの元龍池小学校の建物をそのまま利用してオープンする。いやいいね、廃校となった小学校の土地と建物を利用して膨大な金をかけずに文化的な施設を作るというのはなかなかのアイデアだ。
 日本発のマンガは今や世界的な文化となっている。「ジャパン・クール」(かっこいい日本)を象徴する文化だ。なんせ平安時代の絵巻から発祥し、江戸時代の「北斎漫画」を経て1000年の伝統を誇っておるのだからな。もっとマンガを誇るべし。
 昨今効率第一に追求する風潮が社会に蔓延しているがその結果が教育現場や企業、公務員・官僚、政治家などの不祥事に直結してるんじゃないかと思えるぐらいあらゆる社会的歪みを生み出しるんじゃなかろうか。文化とはすべからくムダから生まれるものだ。ムダをすべて排除しようとする社会はいつかその綻びを繕えなくなるときが来る。
 
 日本のマンガは外国に比べジャンルが多岐にわたり、極めて個性的で画法も千差万別。このミュージアムには今後の日本のマンガ文化の系統立てての学術的研究なども大いに期待したい。
 明日開館記念フォーラムがあるということだけど行きたいな〜。

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