2005 2月 23 23:13:23 こりゃすごい カテゴリ: 02社会・政治 激辛コラム 来ましたね、フジテレビの反撃策。ライブドアがルール破りだというならこちらも負けず劣らずのメガトン級ルール破りだ。なかなか考えた策だが一般株主の利益なぞ企業の論理の前にはどこ吹く風だな。[E:smile] それにしても根っこにあるのは「サラリーマン兄弟」への過剰反応だなこりゃ。[E:wink]
2005 2月 21 22:53:22 24日のH2A! 背水の陣 カテゴリ: 02社会・政治 激辛コラム 2月24日に気象衛星ひまわりの後継機「MTSAT」を搭載したH2Aロケット7号機が打ち上げられる。2003年11月の6号機の打ち上げ失敗以来の約1年ぶりの打ち上げだ。 ここのところ日本の宇宙開発は失敗だらけだ。そのたびに一個何百億円という衛星が宇宙の塵となっていった。正直な話今度こそは打ち上げに成功して欲しい。 日本の大型ロケットは1975年の米国技術を導入したN1ロケットの打ち上げから始まった。続いて純国産技術を使ったH1、H2ときて現在H2の改良型H2Aに繋がっている。しかし過去10年間のH2シリーズの実績は13回中3回の失敗、失敗率は23%だ。 なんだ少ないじゃないかと思うなかれ、商業衛星打ち上げビジネスの世界では失敗率は数%以下が常識であり日本の失敗率は異常に高いのだ。個々の要素技術では世界一のレベルに達しているのにそれを統合運用する技術が決定的に欠けている。特にロケット・衛星製造メーカーを指揮し、取りまとめる役目の「宇宙航空研究開発機構」の責任は重い。 日本の宇宙開発は何の為にどのように行うのかその哲学が欠けているのではないか。ただ漫然と各国がやってるからわが国も・・ という見栄でやってるよう気がする。H2Aは一機の打ち上げ費用が約200億円だ。(これも世界の商業衛星ビジネスの中では異常に高い)今度打ち上げに失敗したらもう日本の宇宙開発はジ・エンドだろう。そうそうにロケット打ち上げからは撤退して今後の衛星打ち上げは他国に頼むしかない。 24日を注目して見てみたい。壮大な打ち上げ花火にならないことを祈る。[E:smile]
2005 2月 20 22:24:45 ペイオフは本当に必要なのか? カテゴリ: 05社会・政治 お笑い経済外論 今年の4月についにペイオフ凍結が解禁される。経済も上昇局面で、金融不安もいちおう遠のいたということからだ。ペイオフの内容に関しては今更詳しい事は書かないがこれで日本の金融は新しい局面に入っると言えよう。これは我々国民の生活にも直結するものだ。そこのあなた、預金が1000万円以下しかないから関係ないや、と思ってたら甘いですぞ。 ペイオフの歴史を調べようとしたんだがすんません。よくわかりませんでした。わかったのは1970年代のニクソン政権時代のアメリカでこの制度が導入されたと言うこと。そのアメリカでも超例外的にしか実施されていないこと。本当に実施した場合経済が正常状態でも国民経済的コストが膨大になるからだと言うことらしい。実際韓国でもペイオフが2001年から実施されている(日本の物価に照らして20〜30百万相当)が実質的に全額保護に近い物だ。他の金融先進国でも預金は全額保護に近い形だそうだ。それなのに日本だけたった10百万円の額でこれを実施したらどうなる? 金融機関は単にお金を預かって融資をする事だけが仕事ではない。もう一つ大事な仕事を担っている。それが決済業務だ。あたりまえ過ぎて気づかれにくいことだが約束した日時に支払いがなされ資金が回収される「決済」は経済が円滑に廻るには不可欠なものだ。電気・ガス・水道等のライフラインと同じである。社会の血管なのである。血液の流れが止まれば人は死ぬ。実は日本の銀行の総預金500兆円の約半分が1000万円超の大口預金でそれも大半が企業・自治体なのだ。すなわち国民数千万人の給料、決済支払い資金がいつ払われなくなるかも知れないと言う不安定な状況に置かれると言う事。どこか一つの銀行がおかしくなったら企業・自治体は即座に逃げ出すだろう。たった数時間で日本の金融システムそのものが破綻し国民経済は吹っ飛んでしまう。トヨタ、ホンダ、ソニーだって決済日に金が払えなきゃ倒産する可能性はあるのだ。(実際2001年年のNYテロでは決済業務が止まってホンダの資金支払いが出来なくなりかけた。) しかし本当に日本の金融システムは安定したのか? 不良債権処理がすんだはずなのにUSJはどうなった? 金融庁の特別検査で処理したはずの不良債権がボロボロ出てきた結果、東京三菱に合併されることになった。次の金融庁の標的は三井住友だという。4月以降には2,3の地方銀行も槍玉にあげると噂が流れている。 とは言うものの実は「決済性預金」と言って無利息の代わりに全額保護するという預金ができたんで実質的にはペイオフなんて意味なくなったんです。 骨抜きするのはこの国の得意技ではあるがだったらなぜペイオフ、いまさらするの? 骨抜きして実質やっても意味無いものを止めもしないのはただただ官僚のメンツの為か? すべてにおいてこの国はこうなのだ。
2005 2月 19 09:30:24 ドーなる ホリエモン カテゴリ: 05社会・政治 ホリエモンへの鎮魂歌 傍観者:「ホリエモン・・ 旗色悪いな。」楽天社長:「だから去年言ったんだ。根回しだよ、根回しだって。」 傍観者:「にしても、フジテレビの社長が金で人は動かないって言ったり政治家が金があればなにやってもいいのかって言ってたがこいつらが言うと全然説得力ねーな。金で人を動かしたり金のためなら何でもやるのがてめえらじゃん。」神の声:「ずばり言いましょう〜[E:note] ホリエモンの負け[E:sign01] 勝ったのはリーマンブラザーズ。」