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150712 「ゼロkan 宅配便 自由の翼」


先月、アメリカ在住の友が久々に日本に帰ってきたので京都で落ちあい、会食した。その中でいろいろアメリカの面白い話を聞かされその会話の中で話題となったことからインスパイアされて思いついた。こんなんどー?(笑)

南洋の孤島で終戦を迎えた「イソロク」と「土手山」のドタバタコンビが残された零式水上観測機を使って南洋諸島で宅配便業を始める。果たして二人を待ち受ける運命は・・?

イソロク:「ばっきゃろー! 戦争に負けた日本がどうなろうと俺たちにゃ関係ねー。今まで散々命がけで戦ってきたんだ。もう国に命を取られるのはまっぴらさ。これからは俺たちゃ自由に生きるんだ。その結果どこでのたれ死のうとも本望よ。俺たちは『フリーダム!』なんだよ!!」

アメリカ人は「自由(フリーダム)」をもっとも尊重する。一般の貧困層と言われるアメリカ人でもアメリカを愛する愛国心は物凄く強いそうだ。ただし、それは「アメリカ政府(連邦政府)」への忠誠心とはまったく別物。「政府」は単に行政を担っているだけのもので「アメリカ」そのものではない。だからアメリカ政府(連邦政府)が彼らの「自由」を侵害したら銃を取って「政府」と戦う覚悟を持っているという。友達も約20年アメリカに住んで最近やっとそういうことがわかってきたそうだ。凄いな・・ 

日本人なんか「国」=「政府(お上)」、国に逆らうなんてご法度と思ってる人間が多いぞ。だからこの間のようなバカ自民党議員による言論弾圧発言が飛び出すんだろう。

このマンガの主人公イソロクも多くの戦友が目の前でどんどん死んでいく中を終戦まで生き延び、「国に命を取られてたまるか! 自由に生きてその結果に満足して死ぬんだ。」と思うようになった。そんな「生きる」ことを描くマンガにしたい。ギャグだけど・・(笑)

うーん、描けたらいいな。