本のレビューというか変な漫画と言うか・・ これは「芦辺拓」という作家の同名本にインスパイアされて描いた。古本にまつわる奇々怪々な6つの物語。有無を言わさずぐいぐい引き込まれて読んでしまった。もちろん時代背景は平成なんだけどその全編に漂う妙に懐かしい「昭和」のような雰囲気がとても好き。特に少年探偵編! 昔の少年探偵は車は運転するわ 銃は撃つわ で、超法規的存在だったのだ。(笑)
帯のアオリがこれまた大仰でよろしい。「博覧強記の探偵小説家が想像力を暴走させて創り上げた、書くことと、読むこと、そして本そのものの業(カルマ)に迫る、悪魔的傑作」(笑)
本の装幀もかなり凝っている。帯に使われている紙もエンボスが施され、金かけてる感じ。そして挿画、扉絵のなんとも味のあること。これは本棚にきちんと飾っておきたくなる上質な本だ。電子書籍なんかと違って蔵書として所有する歓びを満たしてくれる。本はやはりこうでなくっちゃ。昨今ハードカバーの本でもこういうの少なくなった気がする。
コメント
コメント一覧 (2)
今回の絵のキャラクター、可愛いですよ!
男の子でしょうか?うーむ、残念(苦笑)
顔を下膨れで描く傾向にありますので、この身体のバランスと目鼻立ちが絵柄に合うと思います。
今回は模写のようですが、オリジナルでも、この路線で行ってみてはいかがでしょうか?
雑誌の編集者さんに「絵が古い」と言われたとの事ですが、徹底的にレトロ路線で攻める宮崎駿で行くのも手では?
今回は手塚氏の昔の漫画を参考に描きました。まさか大御所、宮崎駿氏と並べられるとは恐れ多い!(笑)
でもなんで宮崎氏の絵なら良くてわしの絵は古いと言われねばならんのだ! この理不尽さ。(笑)平安時代は下膨れは「萌え」の対象だったのに。
たった2ページの漫画での本のレビューは無理がありますね。全然レビューになってない。(笑)
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