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土曜日にこの「アニメミライ2013」と「劇場版 とある魔術の禁書目録」を観てきた。さすがにこの歳になると映画のハシゴはちょっとしんどい。(笑)

アニメミライとは2010年度から始まった文化庁若手アニメーター育成プロジェクトだ。国内のアニメ制作プロダクションからからオリジナルアニメーションの企画を公募し、選考の結果選ばれた4社が、未来を担うアニメーターを育てながら、約25の短編アニメを制作する。今回はゴンゾ、トリガー、ZEXCS、マッドハウスの4社が選出された。(公式パンフより)

 

なかなか力作ぞろいだった。以下公式パンフより簡単に内容紹介と簡単に感想を記す。

 

1.龍 -RYO- (ゴンゾ製作) 慶応2年、尊皇攘夷・倒幕・佐幕さまざまな思想、主義に日本が揺れていた時代。恩人である坂本竜馬と中岡慎太郎を守れなかった事を強く悔やむ少年・RYOは、嵐の蝦夷、江差沖にて座礁した五稜郭政府旗艦・開陽の傾く甲板で土方歳三と対峙する。果たして土方は本当の敵なのか?

 

感想:わずか25分ではまったく尺足らず。言いたいことがわかんない。これだけの話にするなら2時間くらいの長編でないと。もっともテレビシリーズの第一話ということならなんとか納得させられるかも。

 

2.アルヴ・レズル (ZEXCS制作) 西暦2022年。神経細胞を模した極微細無線通信装置「ナーヴセラー・リンカー・ナノマシン(NLN)」が完成。NLNにより、意識とネットワークをシームレスにリンクさせることを可能にした。だが人と機械の垣根を崩すその技術は、数万人もの意識をネットワークの彼方へと喪わせる災厄「アーリー・ラプチャー」を引き起こし・・・。

 

感想;これもテレビシリーズの第一話的な感じ。一応これはこれで完結はしているが。世界観的には「とある魔術の禁書目録」と「とある科学の超電磁砲」みたいな雰囲気。なんか背景の科学都市のデザインなんかもそうだし。敵役の操るメカなんかもちょうど劇場版の禁書目録と似てるぞ。でも第二話以降があれば観てもいいな とは思わせる出来ではあった。

 

3.デスビリヤード (マッドハウス制作) 「ここはどこなのか、という問いにはお答えできません」「これにはお二人にはゲームをしていただきます」「ゲームは命をかけて行っていただきます」「そしてゲームが終わるまで当店から出ることはできません」 強制的にルールを課せられた男二人。やがてむき出しになっていく人間の本性。デスゲームの果てに待ち受けるものは?

 

感想:アニメ映画として観るとこれが一番面白かった。作画もマッドハウスなので極めて丁寧、緻密。ストーリーも面白い。いやがうえにも盛り上がる緊迫感など演出もGOOD。完全に大人のアニメ。これは短編アニメとして完成度高い。

 

4.リトルウィッチアカデミア (トリガー制作) 幼いころに観た魔法ショーで魔法の魅力に取り憑かれ、魔女育成名門校に入学したアッコ。大きな期待とは裏腹に日々の授業は意外と退屈。魔法に夢を取り戻そうと張り切るアッコだが、周囲の目は冷ややかで空回りの連続。そんなある日、学校内でとんでもないハプニングが発生。アッコは仲間と共にその渦中に巻き込まれてしまった!!

 

感想:典型的にベタなファンタジー魔女っ娘アニメ。ある意味王道です。でもこれだけ明るいと嫌いじゃない。ちょうど初期のハリーポッターのような雰囲気がある。それにキャラデザインが完全にわし好みだし。(笑) これもテレビアニメの第一話的な感じ。

 

以上なかなか面白い4本だった。毎年こういうイベントやってくれるのはアニメフアンとしては嬉しいが、正直若手アニメーターの育成を目指すなら何よりもまず、労働環境や待遇の改善を最優先にやるべきだと思う。アニメが日本の誇る文化と言うんだったら現場でそれを担う人にもっとお金をかけるべし。

安倍総理、あなたも地元でムダな巨大公共事業に大金突っ込むなら(地元でもかなり冷ややかで評判悪い)、もっとこの国の資源である「人」にお金をかけるようにこの国のシステムを改めて欲しい。多分できないだろうけど。