どついたろか!!
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- 14 MOON LIGHT CRISIS
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なんかね、わしの絵柄は今の少年漫画には向いてないんだってさ。どこもかしこも同じことを言う。ストーリーはそっちのけで。(苦笑)
凝りもせずある出版社のある雑誌のある副編集長さんに「MOON LIGHT・・」のネームを見てもらった。話の構成や展開についての意見を聞こうと思っていたら腕を組んで「うーん・・」としばし思案しながら冒頭のような話になった。
また絵柄の話かよ!! この人申し訳なさそうに「私たちは新人がどうしたら最短でデビューできるかを考えています。その観点から申し上げるとこのノスタルジックな絵柄では今の少年漫画の若い読者層には向かない。」とおっしゃる。
あくまで最短デビューを狙うという前提であなたが目指すのは
1・本当に漫画をこよなく愛する30代以上の読者層。
2・そういう読者を抱える雑誌。
3・この昔の藤子・F・不二雄?風ノスタルジック系の絵でエグイ、グロイ系の話。
ではなかろうか。だそうだ。(バクマンの亜城木夢人か!? 笑) まぁ、「1」と「2」は今までさんざん指摘された通りだけど「3」は今回初めての指摘だな~。
藤子・F・不二雄氏は短編SF漫画でけっこうエグイ、グロイ話も描いている。で、今はああいうデフォルメされたキャラの絵でそういう話を描く作家は少ない。最近では山上たつひこ氏原作、いがらしみきお氏作画の「羊の木」という作品があるので参考にしてみては?
ここでまた藤子・F・不二雄氏の名が出てきた。比べられること自体恐れ多いがそんなに雰囲気似てるのか? わし的には吾妻ひでお氏の影響の方が強い気がするんだが・・
で、この副編さん親切に対象雑誌の名をあげ、さらに「ネームを描ける原作者」を目指す手もあると。漫画家さんに意図する構図やアングルやらをネームで伝えられるのは強みでそういう人材は今非常に少ないそうだ。まぁ、考えておこう。(笑)
結局最初の目的は果たせずなんかもう聞く気にもなれなかった。モチベーション落ちてしまって2、3日は何も描く気にはなれない。(苦笑)
コメント
コメント一覧 (2)
TINAMIのこの漫画のコメント欄ではちょっと分からなかったのですけど、副編集長さんがおっしゃってたのですね。これに驚きました。
3の「エグイ、グロイ系の話」って、、、うーむ。私はオススメしませんねえ。
なぜなら近年の漫画はエグイ、グロイ系の漫画が多すぎて、私なんかはもう何年も前から読まなくなりましたもん。多くの単行本を売り飛ばしましたよ。内容も忘れちゃいました。
なぜかと言うと、カワイイ系、ほのぼの系だと多少飽きても観れますが、、、
エグイ、グロイ系だと、飽きたらオシマイなんですよねえ。飽きた後で更にエグイ漫画なんて読む訳が無いですよ。気分が悪くなるだけで、ただただ陰惨です。
なんか出版不況の原因の一旦が観えたようです。
エグイ、グロイ系だとシビアなストーリーも描けるので、それでウケるかも知れませんが、離れる読者も多いですよ。
こんなの一時的な刺激だけだと思います。
絵柄について、以前書かせていただいたハナシの他に、よく考えたら、更に単純にデフォルメした、ユルカワイい系を目指すのもありですね。
ストーリーそのものや展開の仕方とか構成とかにアドバイスをもらえたらな~というつもりだったんですけどね。
もう途中で聞く気なくなっちゃった。(苦笑)
「グロ」はともかく「エグイ」というのは幅が広いように思います。
例えば私はここのブログで「社会諷刺」ネタで一コマ漫画や四コマ漫画を描いてますが「毒を含んだ皮肉」たっぷりに描いてますのでそういうのも「エグイ」の範疇に入るかもしれません。
それだったらネタはあるので描けそうにも思いますがストーリー漫画となると難しいかもしれません~。
藤子・F・不二雄風というのはそういうカテゴリーという意味で言ってるんでしょう。私らより若い世代は古い絵はみんな藤子不二雄、赤塚不二夫、手塚治虫風ということなんでしょうね。褒め言葉でもなんでもない。(笑)
おっしゃる通り思い切り「アンパンマン」風キャラで読者対象を幼児・低年齢児に絞るのもいいかも。(笑)
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