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110925
昨日に引き続いて今日行ってきた「コマ漫画を考えよう」講座は2コママンガ。

 お題は『驚き』。1コマ目で驚いてる人(恐怖・喜び・茫然・・ と言ったいろんな驚き)を描き、2コマ目でその理由、結果を描く。もちろんオチを付ける必要はなく、ストーリーの中で連続するシーンを2コマ描くという趣旨だ。でも2コマにしたせいかわし以外にもかなりの人がオチの付く2コマ漫画を描いていた。けっこう笑えるものもあったけど・・(笑) 

 例によって20分ほどアイデアを捻る。いろいろ浮かんだがこのネタにして作画。最初は2コマ目を俯瞰の構図で女の子の足のUPとヘルスメーターの体重の数字を描いて「・・また 増えた」というセリフを入れようかと思ったんだがなぜか女の子の全身像を描きたくてこの構図にした。講評では『これでもいいですがさらに強調しようと思ったら足のアップとヘルスメーターの数字を示して女の子の「ダイエットしなきゃ・・」とかセリフを入れたたらいいかもしれません」とのこと。ありゃりゃ・・ 最初のアイデアの方が良かったか。(笑)

 で、今日の業界こぼれ話は「漫画家はどれくらいの速さで原稿を描くか」。早い人で一日に10p、遅い人で一日2p。先生自身アシスタント無しで一人ですべてを描いた時で3日間で40p。オール徹夜地獄だったそうだ。また先生が知っている範囲では一か月で1200pも量産してる漫画家もいると! また昔、弓月光氏を一条ゆかり氏が手伝って、下描きを弓月氏、ペン入れを一条氏が担当して2日間で120P描いた例もあるという。プロの漫画家ってすげーな。こういう地獄をかいくぐってるのか・・ ほかにはバクマンで描かれてるジャンプの編集部の話は本当か?とか。いやいや今日も面白い話が聞けました。ありがとうございました。(笑)

 そして例の野球漫画と今描いているグロッシーちゃん第2話を観てもらった講評は・・ 野球漫画については主人公の少年が主人公としての行動をしていない。と厳しいお達し。グロッシーちゃんの方は内容からいくと16Pではちょっと間延び。8Pでもいいのでは? と。アタタ! 元々12Pだったんだが投稿規定に合わせて4P絶賛大増量(当社比)したのがアダになったか。(笑) でももう12Pペン入れしちゃったしな~。今からすべて描き直しは・・ ということで細かい指摘を受けた部分を直して1pだけは描き直しすることにした。(苦笑)