ううう・・　いきなり全開走行のジェットコースター。なんとか振り落とされずに踏ん張った。冒頭のキュゥべえの「訊かれなかったから説明しなかった」という発言はえぐいね。しかも痛みを与えて脅してる？　ほむほむは「あいつは奇跡を売って歩いてる」と言ってたがもはや「絶望」を売って歩くセールスマンだ。

　杏子たんはけっこう立ち直りが早かった。さやかを落ち込んでいないかと心配して自分なりの配慮を見せる。この子も本当は心優しいんだ。でもその過去が今の杏子たんを開き直らせている。

　しかし今回の主役はさやかたん。しかも完全にさやかを追い込むための回。杏子たんの身の上話を聞かされて「ありがとう」と言いながらも杏子の考えには反発し、「他人のために戦う」と決意したさやかだが思いもよらぬ仁美の恋の宣戦布告が絶望の淵に追い込む。ここまでやるのかというえげつない演出。ラストの影絵で描く魔女との戦闘シーンはあまりに怖く戦慄感を覚える。「さやか、このままではやばいぞ。」と誰もが思う。最終回まで凄惨な光景が繰り広げられそう・・　はたしてレビュー続けられるか心配になってきた。　

　一方まどかはやっぱり蚊帳の外。（苦笑）