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091124_02  けいおんがく!ライブで見た数々の痛車。世間の冷たい視線もものともせず信じた我が道を突き進むオーナー達。そこで感じ入ったわしも自分の愛車を痛車化したらどうなるかスパコンでシュミレーションしてみたら熱暴走してしまいました。裸エプロンは単なる趣味です。(笑)

 痛車の詳細な定義はウィキペディアで見てもらえばわかるが広義では自動車関係のステッカー・カッティングシート等を貼った車を指すようだが狭義ではアニメやゲームの萌えキャラをモチーフにしたステッカー・カッティングシートを貼った車のことを指すようだ。歴史は古くすでに1980年代からそれに類するようなものが見られたという。一般に目立ち始めたのは1990年代後半からのようだが2000年代に入ってオタク文化が一般に知られるようになってからさらに増えた。

 確かに昔から車にチューナーや部品メーカーのステッカーを貼るというのはあった。わしも良く貼っていた。さらにF1やルマン24時間レースの影響でレーシングチームのステッカーを貼るというのもあった。また90年代に入ってスバルや三菱のラリーでの活躍でラリーカーのステッカーを真似て貼るのも流行った。特にこれらはステッカーも大きく目立ち、もう貼るとこないじゃんというくらい貼りまくっている車が多くなった。

 しかしアニメやゲームの萌えキャラというのは車やその関連部品とかチューニングメーカーなんかとは何の関係も無い。車文化との直接な関わりが無いのになぜ貼るのか? これはオーナー自身の感性の自己主張なんだろう。日本のマンガ文化がついに欧米の文化の権化である車まで侵食し始めたのである。実際欧州にもこの痛車文化は飛び火してるそうだ。アウトバーンを突っ走るBMW・M5にまで大きな目とツンツンに尖った髪の毛の少女のイラストが描かれていたりするそうだ。ここまでくるとこれはまさしくアートの領域だ。日本発のアートが世界を席巻していく?