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091013  今年24年前に阪神が優勝した時に道頓堀に放り込まれたカーネルサンダーが救出された。

 これでカーネルの呪いから開放されると阪神フアンは喜んだがかえって眠れる呪いを呼び起こしたか阪神タイガースは結局4位に終わった。フアンはガッカリだが球団幹部は大喜び。これを理由に高給取りの選手達を遠慮なくリストラ、減俸できるから。タイミングよく複数年契約が切れる金本や下柳やら矢野やらみんな年俸大幅下げを狙っている。まぁ、この球団は黙ってても客が来るからヘタに優勝するよりそこそこの順位でいいというのが基本的な考えだから仕方ない。

 今や大阪情緒を代表する道頓堀はもともと運河であり、江戸時代に大阪の豪商、安井道頓が私財を投じて開削を始めて何十年もかかって完成した。大阪商人の社会への利益還元でもある。それに比べて現在の企業経営者の志の低さはどうであろう。自己保身に汲々。鳩山のおっさんの排出ガス25%削減にも「出来ない、出来ない」と反対の大合唱だ。そんなことを言うだけならわしでも言えるわ。わしに社長をやらせろ。(笑)

 もとより排出ガス25%削減が温暖化阻止とどれだけ関連性があるかは科学的にははっきりしない。しかし言ってることは要するに「石化燃料の野放図な消費を止めよう」と言うことだ。ここはむしろ新たな技術革新のチャンスと見るべきだろう。経営者ならビジネスチャンスだと捉えるくらいの志を持て。安井道頓の爪の垢でも煎じて飲め。