GMがGMだって?
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- 02社会・政治 激辛コラム
もちろん申請を決定したわけではなく今のところはあくまで可能性があるということだ。アメリカ議会の公聴会でアメリカ経済を人質にとって金融支援を強要したが、逆に民主党議員から自家用ジェット機の利用をめぐって逆襲され再建可能性について疑問が噴出、支援策の審議条件として12月2日までに再建案を提出するよう求められた。アメリカの世論もビッグ3に対して冷ややかだ。ビッグ3のTOPに対してG(現場)がM(見えない)という言い方が若者の間で流行ってるそうだ。
うーん・・ とうとうこんな事態に至ったか。時代にあった車の開発を怠ってきた事による自業自得ではあるが隔世の感を感じる。昔はアメ車と言えばアメリカングラフティ等の映画なんかでも見られるように豊かなアメリカの象徴でわしらの世代にとっても一種の憧れではあった。
車はそれぞれのお国柄、文化を示す物差しでもある。おおらか・らくちん第一!主義のアメ車、俺が絶対正しい!主義の独車、悦楽主義のイタ車、天上天下唯我独尊・乗り心地主義の仏車、貴族の車の英国車、電子ギミック満載・細かいところに徹底的にこだわる日本車等など面白いほどその国の国民性を現している。韓国車を筆頭にこれから台頭してくる新興国の中国やインドの車はどんな国民性を現すのだろう。極めて興味深い。
アメリカ政府が本気でビッグ3を潰してしまうかどうかはわからない。仮にビッグ3がこの苦境を乗り切ったとしても今までのようなアメ車を作り続けることができるのだろうか。もちろんアメリカ人が車に求める夢をそう簡単に変えるとは思えないが時代の流れがそれを許さないようになってきたのかもしれない。
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