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C4kuonud
 やれやれ、わしは自衛隊容認派であるが今回のイージス艦の引き起こした事件はまったく擁護のしようが無い。情報は小出しにしてくるし、ヘラヘラ笑って記者会見したり。この組織はどこに軸足を置いているのか。今回の対応を見ていてもよくわかる。自己保身の塊である。
 昨日の朝のテレビで勝谷のおっさんが「あたご」は訓練中だったんじゃないか?と言っていた。その内容は要約すると以下の通り。
 
 「あたごは最新のイージス艦でステルス性が極めて高いデザインを採用している。船は横っ腹を晒しているときはステルスもクソも無いが敵艦艇に向かって真正面から直進している時は投影面積が極めて少ないようにしておくとレーダーに映りにくい。そのためには寸分の狂いも無くまっすぐ進まなければならない。あたごが船の往来が多い海域で自動操舵にしていたのはその訓練をやっていた可能性がある。そして訓練中は中止命令が無ければ勝手にやめるわけにはいかない。だから衝突直前まで自動操舵を解除せず、急制動だけかけたのではないか。
 防衛大臣や首相への報告が大幅に遅れたのは防衛省内部で官僚達がこの事実をどうやって隠蔽するかを相談していたのでは? これはあくまで推論だがもし事実である場合は調査でこのことが明らかにされるかどうかでシビリアンコントロール=国民に選ばれた政治家による統制が機能しているかどうかの試金石になる。」

 なるほど、そういう可能性もあるのか。勝谷のおっさんはあくまで推論だと強調してたけどね。確かに船の往来の激しい海域なら暗闇の中でのステルス性の訓練にはぴったしかも。自分の船の直進する前方の船の動きから自分の船が相手のレーダーに捉えられているかどうか推測できるよな〜。でも多分真相は闇の中だろうね。