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 HD−DVDの負け[E:sign01]だそうだ。 ブルーレイに対するHDの利点は低コストというのが今まで言われてきたことだがそれは虚構だと光ディスクの業界では半ば常識化しているんだって。確か既存の生産ラインが使えるっていう話だったと思うが実際には現行DVDの生産ラインをHD用に変更するには段取り替えが必要となる。それに思った以上に手間がかかるため混流生産ラインは効率が悪化しとても低コストにはならない。結局事業化には専用ラインを別途作らねばならないという。
 なんで東芝やNECがこの古い技術にこだわったかというとグループ内に現行DVD製造大手のメモリーテック(茨城県)がいるからで、メモリーテックにすれば現行製造設備の延命が図れるということなんだって。なるほど一皮向けば裏の事情はこういうことか。
 ならば2〜3年後にブルーレイを買えばいいな。でもブロードバンドがもっと進歩すればDVDというソフトパッケージのビジネスも将来性は危ういな・・