晴明! なにやってんの 第十二夜
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- 15同人誌 晴明! なにやってんの
昨今、家庭・家族の崩壊が目に付きますが人の意識が変わってきたのでしょうか? 確かに親子の関係も今は昔のように一方的な押し付けだけでは成り立たないものかもしれませんがでもやはり家族はいいものです。わしは家族の絆を信じたい。
その一方、今日の日経夕刊の連載記事「文学周辺」に三島由紀夫の「午後の曳航」という作品のことが取り上げられていた。
以下抜粋。
「なぜって父親という役割そのものが悪の形だからさ」 家庭のにおいをふんぷんとさせ、子供を教育しようとする父親への憎悪。深い闇を小説は表現した。それは思春期の子供の心に芽生える宿命的なものなのか。
三島の父親も東京帝国大学を出た農林畑の官僚で頑固一徹。三島は父親の性格を「絶対許せない」ともらしていたという。父と子の相克も背後には隠れている。
抜粋終わり。
うーん・・ 昨今の子供による親殺し事件の原因の一端にはこういうこともあるのだろうか。小説は悲劇で終わっている。
「晴明! なにやってんの」の第一部完。web限定第二部 描き下ろしはまもなく開始します。なお、現在よんこま小町参加に向け「雷おこし同盟」にて「かみなり〜ズ」鋭意制作中。詳細が決まればまたお知らせします。
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