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 少し古い話であるがEUが中国に最先端技術兵器輸出の解禁をしようとして断念した話があった。アメリカと日本の抗議で断念したと言うが実際のところは3月に中国が採択した「反国家分裂法」が直接の原因だ。この法律は台湾が独立の動きを具体的に示したときにその動きを軍事的に抑制するものだと言うことだがありていに言えば中国の台湾侵略を合法化したむちゃくちゃな法律だ。
 台湾は中国の一部だから当然だというのが中国の主張だがこんなものが国際社会にすんなり受け入れられるわけない!
米国はすぐさまEUに対して強硬な対抗策を通告した。民主国家台湾を守り抜くぞと意思表明したのだ。さすがの死の商人、EUも米国の決意を目の前にし、侵略をあからさまに公言した中国への先端技術兵器輸出を強行できなかったわけだ。

 EUの実質的リーダーはドイツとフランスである。ドイツは中国と経済的結びつきが強い。ドイツにとって中国はアジア最大の貿易相手国である。04年度はなんと2000社以上のドイツ企業が中国に進出していいる。更なる貿易拡大を目指し、対中武器輸出解禁を考えたのも理屈ではわかる話ではある。一方のフランスはもちろんドイツ同様に経済関係も重視したがそれ以上に反米意識の方が強かった。アメリカのイラク侵略戦争に強行に反対したのを見ても分かるように米国への反発と欧州の独自性発揮を優先する国なのだ。知日派として知られるシラク大統領だが欧州優先主義はEUの中国への武器輸出が日本を含む東アジアの安全保障に重大な危機をもたらすということに気づいていても知らん顔なのだ。
所詮、アジアの軍事的緊張が高まっても遠い欧州には火の粉はかからない。「アジアで戦争が起こったて知ったこっちゃない」というのが本音なのだ。先月日本を訪問して大相撲を見ていったがこのシラク大統領、知日派の裏の顔はとんでもない「死の商人」である。

 暴言かましてよかですか? 「エルメス、ヴィトンを買いあさる者どもよ、おまえら 非国民!!」 いえ、決して買えない者のひがみではありませんから〜。残念[E:sign01] [E:smile]