読んでみよう、経済小説

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Smuzwv_b  経済小説は面白い。 一般に経済というと現状は非常にややこしく、難解であるためもう一つ興味の無い人も多い。
それどころか「金の話なんかするのは下品だ」というような訳わからん理由で避けるものもいる。しかし経済は我々の好き嫌いにかかわらず我々の生活にかかわってくる。
 小泉首相の唱える「構造改革」も道路公団民営化や郵政民営化・三位一体の地財改革等いずれもメッキが剥げ落ち、進展していないが「国民に痛みを強いる点」だけは着実に進展している。このままでは訳のわからないまま痛みだけを押し付けられ、自分の人生を無為に流されるだけのもので終わってしまいかねない。サラリーマンも自営業者も自己防衛のためこの社会の運営システムの裏側事情をよく把握しておく必要がある。経済小説はその一助になると思う。小説であるがゆえに新聞では書けない真実に迫ることもあるのだ。
 それにエンターテイメントとしてみても結構質の高い作品も多い。高杉良氏の「金融腐食列島」は極めて骨太な小説だし、剣崎学氏の「銀行腐食」は95%が事実の取材に基づいており銀行と裏社会の癒着を抉り出している。それはバブル崩壊後の数々の金融スキャンダルを白日の下に曝しだし、そこで何があったかを見せてくれる。まさに新聞などのマスコミでは出来ないことをこの小説は見せてくるのだ。ここは一つ経済やこの国を誰が誰のためにどういう風に動かしているのか勉強する為にも経済小説を読んでみようではないか。知ってるのと知らないのではやはり違うと思う・・・

 ちなみにわしが好きな作家は幸田真音。彼女の小説はほとんど読んだが一番面白かったのが「日本国債」だった。この漫画はその小説の一場面からイメージして描きました。↑


豆知識:「経済」の語源は中国の為政者や国家・社会のあるべき姿を論じる「経世済民(けいせいさいみん:世の中を治め、民を救う)」思想からきている。本来は貨幣現象のみならず、政治・道徳・歴史を含む概念であり、政治の最大の仕事が「国民が食っていけるかどうかを国単位で考えていくことである。」

腐った大阪市

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Dmqes1iu
 今日、朝日新聞に大阪市が闇手当てと闇退職金を未だに払い続けていたというスクープが載っていた。総額300億円以上だって。さらに先だってから問題になっている3セクの処理問題についても日本経済新聞が17日の金曜日から「迷走自治体経営」というキャンペーン記事で厳しく追及している。大阪市の3セク処理は特定調停に潜む欺瞞だらけだと。大阪シティドームとクリスタ長堀の破たん処理は先行するATC等3社の処理と同じく裁判所の監督が厳しい法的整理を避け、「密室での処理」だということだ。

 特定調停は当事者達のお手盛り話し合いで決着する。極めて不透明なやり方である。それに対し、民事再生法等の法的整理では裁判所の監視など透明性が高い。特定調停は法的整理より負担の膨らむ恐れが大きい。それなのにそれにこだわるのは自分達への法的追求を逃れるためである。

 大阪市の幹部はとことん腐っている[E:sign01]

 暴言かましてよかですか? 以前も言ったがこれを読んでる大阪市民よ、マジに怒れ[E:sign01] あんたらの税金が食いつぶされているんだ。これで怒らなんだらあんさん、お人よしのアホでっせ[E:angry]

大阪市への抗議はこちらから→大阪市の公式サイト

関連記事「はちゃめちゃ大阪市の3セク」もご覧ください。

京都魔界案内番外編

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Xra0ezep 今日免許の書きかえに行き結構早く終わったので思いつきで大原三千院へ向かった。
免許試験場から車を飛ばして小一時間で大原三千院に到着。
10時前に到着したため観光客はまだあまりいない。
さてここは何か魔界と関係あったかな。 うーん・・
庭の綺麗な苔の中に素朴な石仏の首だけが3、4体置かれていたのがなんとも摩訶不思議な雰囲気を醸し出していた。

携帯より投稿

よ〜く 考えよう〜♪

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T6isbmss お金は大事だよー♪  アー、フラック!!
 あなたはお金は好きですか? お金が嫌いだという人はまずいなかろう。わしもお金は大好きだ。[E:smile] 嫌いだという人はお金で相当苦労してるんだと思う。むしろ大好きすぎてお金の亡者となってる人の方が多い。そこまで人が執着するお金って何だ?

 お金には以下の3つの役目がある。
「価値の尺度」としての役目。
「物の交換手段」としての役目。
「貯めておく手段」としての役目。

 大切なものを形容する言葉に「お金に代えられない」という言い方があるが、それは裏を反せば世の中のものはほとんどがお金に換算できるということだ。
�は物事の価値を測る尺度としての機能だ。スーパーで1980円で買うセーターと百貨店で買う29800円のセーターでは「着る」という機能は同じでも「価値」は違うのだ。
�はその測った価値を交換する機能だ。お金がなかったころは「物々交換」であった。しかし小さく軽い物や保存の利く物ならともかく大きく重い物や腐りやすい物を運んだり、貯蔵することは大変だ。そこでその仲介をするものとしてお金が生まれた。
�はその価値を保存する機能である。お金を貯めることで将来いつでも欲しい物を手に入れることが出来る。

 こうして人類はお金を発明した。その形態は経済社会の発展とともに原始時代の「石」や「貝殻」から古代の「金属」に、そして国家の信用を背景に「紙」がお金になった。そして現在お金は「電話線の中を流れる0と1のデジタル信号」・「カードの中に記録されるデーター」になってきている。もはや我々が手にとって触れる物質ですらないのだ。今度のドコモのフォーマ901シリーズでは「お財布ケータイ」が売りの一つだ。ケータイで物が買える。電車に乗れる。そんな時代が来てしまった。
 このままいくと将来はお金はどんな形になるのだろう? あなたの「体」の価値をお金の単位に置き換えてあなた自身がお金になるかもしれない。体を構成する物質やあなたが稼ぐ価値をお金に置き換えるわけだ。そして「指」を読み取りセンサーにかざせば支払いが出来る。

 わしの価値はいくらだろう? コンビニで豚マン買おうとして「あなたの価値は豚マンより少ないです」って言われたらどーしよう?[E:coldsweats02]

UGA!!

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 先週久々にカラオケに行った。今のカラオケの機械はなんと小さいことか。まるで家庭用のミニコンポ並みの大きさだ。今は通信カラオケ時代だからこんな小さな機械で十分なんだな・・

 カラオケ創世記(1976年ごろ)の機械はなんと8トラックカセットだった[E:sign01]今の若い人は見たことなかろうが大振りのカセットテープ1本に4〜8曲入ったやつだ。そんなカセットが何十本もセットになっていて選曲するのも大変な代物ものだった。
 その後83年あたりからCDカラオケ、レーザーディスクカラオケが出始めて動画入りにみんな驚いたものだった。CD・レーザーディスクカラオケは最初は一枚一枚かけ替える物だったがしだいにオートチェンジャー式が普及していった。
 通信システム方式が始まったのが94年ごろから。意外に古い。この方式になってから新譜の提供が早まった。それまではCDやレーザーディスクに新譜を落として製造してから流通に乗せていたから末端のスナックあたりに新曲がお目見えするのはかなりタイムラグがあったのだ。今や通信方式になって新譜もほとんど瞬時に提供される。
 なーんだ[E:sign01] 音楽配信ってもう10年前から始まってんじゃン。 それなのになんだか今すごく新しいことのように騒いでいるのが滑稽だ。

 わしは今まで「物造り」こそ国の中心産業だと思っていたが考えを改めた。結局、音楽・映像・小説・ゲーム等人の頭の中で創造される「ソフトなもの」こそこれからの中心産業になるんではないか? 昨今のデジタル技術の急進がそれを加速する。デジタル技術は経済の「ソフト化」を推し進めるだろう・・・

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ケータイしてますか?

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Uuhhanpx  いまや若者にとってケータイがコミュニケーションの最大のツールである。ケータイの通話料・パケット通信料が若者向けの娯楽産業から需要を奪っていると該当する業界では問題視されている。若者達は他の消費を削ってでもケータイに金をかけているのだ。
 なぜだろう? それはケータイがコミュニケーションにとって欠くべからざる存在になっているからだ。コミュニケーションは人にとって生存の条件である。特に10代からの若者(小学生を含む!!)にとっては仲間とのコミュニケーションは贅沢うんぬん以前の問題なのだ。一度導入したら絶対手放せないツール。それがケータイだ。若者は24時間誰かと繋がっていないと不安なのか・・ 誰だって孤独はいやだけど。

 今それを先導しているのは若い女性達である。彼女達が女子中・高生であった頃ポケベルで文字メッセージをやりとりしていた。これがケータイで通話だけでなくメールが出来るようになるといっせいに飛びついた。そして彼女達とお友達になりたい男達がそれに引きずりまわされているわけだ。(笑)

 今日もまた街角で、駅のホームで、喫茶店で若者達は「友人ネットワーク」維持の為いそいそとケータイでメールを打ち続けている。数年後はどんなコミュニケーションツールが流行っているのだろう?

暴言かましてよかですか? わしは24時間繋がりっぱなしのコミュニケーションなんてごめん被りたい[E:wink]

サッチーとデビー夫人の税金隠し・・

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・・ じゃ〜なくて(ネタが古い!![E:smile]) 「千と千尋の神隠し」、今テレビでやってたんだ。いや、この映画は良かったな〜。公開からもう3年もたつのか・・なんとも全編不思議な感じのする宮崎アニメの真骨頂とも言うべき映画ですな。極めて日本的なこの映画が世界的にも評価されたのは意外ではあったが日本の八百万の神のことなんて欧米人にわかんのかいな? [E:smile]

 宮崎駿のアニメは古くは「パンダ・子パンダ」の頃から知っているが一番印象に残ったのは昭和46年10月24日〜昭和47年3月30日放映の「ルパン3世」のテレビシリーズだな。あの高畑勲氏とコンビを組んだやつだ。後に「ルパン3世カリオストロの城」でアニメ美少女ブームに火をつけたし。[E:lovely]  その後は1978年(昭和53年)4月4日〜 10月31日の「未来少年コナン」を経て劇映画の「風の谷のナウシカ」〜「隣のトトロ」〜・・と続いてくる。ここらへんはもう皆さん良くご存知だろう。

 わしの中ではベスト3は「千と千尋」「紅の豚」「天空の城ラピュタ」だな〜・・ 皆さんのベスト3は何?

この絵は当時影響を受けてネット友達を描いてHPのトップ絵にしたものです。 ↓

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悲しい日本人

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Jtm9cat8  あなたは将来不安ですか?
 今我々が抱いている不安の中でもっとも大きなものは「老後の不安」だろう。老後の生活にはお金がかかる。日経新聞のインターネットを使ったアンケートでは「老後の資金を準備している」が72.9%に達した。 その理由は「公的年金だけでは不安」・「子供達に負担をかけたくない」などだ。涙ぐましいな。
 いったいいくら必要なのだろう? 金融広報中央委員会の調査によると60歳未満の回答者が考える貯蓄残高は2,056万円。老後の生活が心配と答えた人が9割でそのうち7割強が「十分な貯蓄が無い」としている。それはそうだろう。住宅ローンを払って子供を育ててなおかつそれだけの貯蓄をするのは物理的に難しいと思う。

 要は意識を変えればいいのではないか? 確かに今と同じ快適なレベルの生活が出来ればそれに越したことは無い。だが将来の収入がそれを許さないなら収入のレベルに生活を合わせればよいだけだ。不確かな未来におびえて老後の生活のために金を貯めるより、むしろ老後の生きがいの為に今の自分に金を使う方が大事なんじゃないのだろうか?
 どーせ会社人間のあんたも定年になったら会社と縁が切れるんだ。 志や趣味を同じくする人たちとワイワイガヤガヤするほうがはるかに楽しいぞ。

 暴言かましてよかですか? 金があれば嬉しいがあっても必ず幸福だとは限らない[E:sign01] すべての価値観変えろ[E:sign01]

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